Dovecot

update create

https://www.dovecot.org/
Github

IMAP and POP Server. version 2.2.33.2の構築メモ。
Dovecot Config File Syntax

TYPE PORT contnet
pop3 110 接続保護なし
pop3 110 STARTTLS
pop3 995 SSL/TLS
imap 143 接続保護なし
imap 143 STARTTLS
imap 993 SSL/TLS
  • STARTTLS
    一度非暗号化で通信を開始した後 STARTTLS コマンドを実行し、途中から暗号化ありの通信にアップグレードする手法のことです。
  • SSL/TLS
    SSL3.0を利用したTLS1.0あたりから、混在した形式で表示するようになったみたい。
    SSLの通信暗号化の仕組み

Thunderbirdの初期設定では、 port 143, STARTTLS, 通常のパスワード認証となっている

pop3を使わない場合は 10-master.conf

port = 0

に設定することでポートを閉じる

dovecot.conf

# Enable installed protocols
!include_try /usr/share/dovecot/protocols.d/*.protocol

プロトコルを対象から除外
sudo mv pop3d.protocol pop3d.protocol.nouse

SMTP_AUTH

sudo vi 10-master.conf

  # Postfix smtp-auth
  unix_listener /var/spool/postfix/private/auth {
    mode = 0666
  }

auth-passwdfile.conf.ext

passdbで定義されるファイル形式は
user:{パスワードの種類}パスワードの種類に従ったパスワード
となる。

doveadmでパスワードを暗号化できる。

$ doveadm pw -s CRAM-MD5

でパスワードを入力するとUserファイルに必要な形式が出力される。

PasswordFile

Pam(初期設定)の場合は、OSのアカウント認証にひもづけられる。
システム認証とは違うパスワードを使用したい場合。

  • 10-auth.conf 認証形式(ファイル)を指定
  • 10-master.conf
  • auth-passwdfile.conf.ext passdb, userdbを設定

Virtual Mail

変更ファイルは

  • 10-auth.conf
    認証形式(ファイル)を指定
  • 10-mail.conf
    mail_locationの変更Virtual Mailでは、ドメインごとにユーザが作成されるようにしている。
    %d: domain, %u: username and domain, %n:username
  • 10-master.conf
    service関連。 port = 0を記述するとlistenerが閉じられるがdoveconf -nでは表示される。
    (※同じパラメータがあると、上書きされる模様)
  • auth-passwdfile.conf.ext
    passdbを設定
    パスワードファイルの指定(ユーザとパスワードの関連付け)。
  • auth-static.conf.ext
    userdbを設定
    ユーザと使用フォルダをstaticで指定